9月28日午前、上海市人民政府外事弁公室、上海市人民対外友好協会の作成・印刷する『上海在留外国人向けサービスマニュアル』（International Services Shanghai）の発表及び「国際体験官」証書授与式は上海にて行われた。上海市外事弁公室主任、上海市友好協会常務副会長孔福安氏は祝辞を述べた。約40名の上海在留外国人は同イベントに出席した。
孔福安主任は、「上海市の対外開放の弛まぬ推進に伴い、ますます多くの外国人は上海へ仕事・学習・生活にやってきました。多くの外国人が徐々に上海での暮らしに溶け込み、上海市民というビッグファミリーの重要な構成員になり、上海の発展・建設に積極的に寄与しています」と発言した。『上海在留外国人向けサービスマニュアル』は外国人に向けて実用・簡便・行き届いた情報サービスと事務案内を提供し、より多くの外国人が上海市に来て、生活し、駐在することにつながる。
外国人の注目する様々な実用的政策関連情報、サービス関連情報などがまとまり、更新が続く当該マニュアルは上海で仕事・生活する外国人の「ポケットブック」と「虎の巻」となりつつある。このマニュアルは4つの部分に分かれている。「上海概観 Shanghai Essentials」は上海の概要を紹介する。「上海を訪れる Living in Shanghai」は入国後の政務手続き、実用ミニプログラム、交通機関、物件探し、教育、医療、救急ホットライン、天気、法定休日などの重要な情報を網羅する。「上海を探索 Exploring Shanghai」は中華文化スポット、観光情報、本屋、国際的コンベンションと試合、ショッピング、人気観光地、特色グルメなどを紹介する。「サービス情報 Service Directory」は、様々な実用的サイト、英語ホットライン、サービス機構リストなどを網羅する。更に、外国人の上海での仕事や生活など各方面のニーズを満たすために、このマニュアルは40枚余りの挿し絵、英語版地下鉄線路図及び36箇所のQRコードを整え、サービス情報と案内を充実にしている。「手元の一冊で、何事も安心」を目的としたこのマニュアルは外国人の「第二の旅券（Second Passport in Shanghai）」として役割を果たすと期待されている。
また、活動現場では「国際体験官」証書授与式も行われた。国際体験官は全員外国人であり、外国人関連の各政策と支援策をめぐって意見と提案を出す役。外国人向けのサービスの最適化に取り組む「外国人シンクタンク」として、政策と支援策の着実な普及、外国人の本音の聞き取り、訴求の注目、問題の解決に助力する。
上海市外事弁公室、上海市友好協会は、今回の活動開催により、この「ポケットブック」を幅広くアピールし、上海来訪・在留の外国人が快適に訪れ、安心に暮らせ、自信を持って仕事するように応援したいと示した。
